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2012年03月09日

「地震予知はできない」東大地震研の助教授の話

おはようございます。
wellbeingのhaoriです。

昨日の経済こぼれ話浜松市防災ホッとメールの話
それに引き続き、今日はこんな記事を紹介します。
ちょっと堅いけど、命に関わる大事な話。

東大の地震研の若い助教授のお話。
予知困難 等身大の説明大切
というものです。
記事の内容は、リンクが貼ってありますので、そこから読みに行ってくださいね。

東大の地震研の偉い方の率直なご意見。
地震予知はできない。
お茶の間レベルの啓発としては、「耐震補強」と「家具固定」。

実は、地震研究は、まだ具体的な成果に結びついていないんですね。
この記事を読むとわかります。
今のところ地震予知はできないと思って良い。

ちょっと話それますが…
緊急地震速報は、命を守るツールになりうるか…。
3.11のときは、確かにテーブルの下に逃げられるくらいの時間はありましたよね?

難しい話になりますが、
地震には、初期微動と主要動(これがいわゆる地震)という2種類の波があって、
地震発生すると、震源地から、それらの波が四方八方に伝わって行くんですけど、
その2種類の波のスピードが違うんです。
初期微動が、5~7km/秒、
いわゆる地震の揺れである主要動は3~4km/秒で、初期微動より遅い。

この差を利用して、
先にやってくる初期微動を感知したら、
「今から、地震が来るよ」と教えてくれるのが、
「緊急地震速報」です。

伝わる早さが倍ほど違っても、
震源が近かったら、時間差はほとんどない訳で、
頭を隠すことはできても、安全な場所に身を隠す暇はないかもしれない。

実際、静岡県東部で昨年の3月15日に起こった地震でも、
緊急地震速報が鳴ったとほぼ同時に揺れましたもんね。
おそらく東海地震でも、緊急地震速報は一瞬の身構えくらいにしか使えない。

で、話戻して…
この東大の偉い先生はおっしゃっている訳です。
繰り返しになりますが、
今は、地震予知はできないと。

「家の耐震補強と家具の固定」
なんて言われると、何十年も前に戻った気持ちになりません?

自分の身は、自分で守る。
「命てんでんこ」
と言う東北の先人の教えがありますが、まだ何も変わっていないんですね。

日本の地震研究の最高峰のにいらっしゃる方が
今回、こうまでも率直に話してくださって良かったと思います。

浜松市。
過去の地震での被害状況の詳しい資料を出して欲しい。
自分の住む場所の危険を少しでも知っておきたいから。

「地震予知はできない」東大地震研の助教授の話

自分や大切な人は、自分で守る。
その意識を持つことが、命をつなぐ鍵のような気がしました。


今朝は、堅い話になりました。
ちょっとした備えが自分の命をつなぐとしたら、
いろいろ考えてみることは大切かなと思って書いてみました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございましたニコニコ



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